東京のオーナーさん向けにおすすめのオフィス原状回復・内装工事業者を比較ランキングでご紹介

オフィス原状回復業者ランキング!

東京でオフィスの原状回復・内装工事業者を探しているオーナーさんへ


はじめまして。都内在住のテナントビルオーナーです。当然のことながらビルのオーナーには、入居しているテナントの移転・退去があるたびに、原状回復工事を行う義務が発生します。

契約終了時には、原状回復費と償却費(無い場合もあり)を差し引いて借りていた会社に敷金・保証金を返却するのが通常です。ここでトラブルに発展してしまうことがしばしばありました

わたしが原状回復を依頼していた業者の「見積もりが高い」というのがおもな原因。インターネットで調べていくうちに「オーナーもテナントも納得できる原状回復工事ができて、その上ワンストップで共用部分のリフォーム・リニューアルもしてくれる専門業者がいる」ということが判明しました。

最初はどこがいいのやら皆目見当もつきませんでしたが、自分で調べたり問い合わせをしていくうちにだんだん良い原状回復・内装工事業者がわかってきました。

せっかく詳しくなったので、原状回復・内装工事の情報や知識をサイトにまとめてみることにしました。今回、東京都内のオフィス原状回復業者をランキング形式で紹介しています。東京にテナントビルやオフィスビルを持つオーナーさんは、参考にしていただけたら幸いです。

また、テナントにも参考になる内容も書きましたので、移転や退去をひかえたテナントにもご一読いただけたらうれしく思います。

格安のおすすめ現状回復・内装工事業者一覧表

イメージ1
2
3
4
5
会社名オフィスJP東京オフィス原状回復センターオフィス原状回復.comインテリアエージェント日本クリーンシステム
料金・単価要問合せ要問合せオフィス 原状回復パック2万5,800円~(税込)/坪クロスメイク:605円/㎡(税込)
クリーニング1R・1K(30㎡未満):18,700円/式(税込) など
要問合せ
特徴・ポイントオフィスの現状回復・移転・環境づくりの専門企業
自社スタッフによる高品質・低コストの現状回復工事・移転サポート
管理会社とのやり取りも代行可能
工事以外にもウェブや広告、システムもサポート可
専門の職人が手頃な価格で施工を請け負う
コスパの優れたパック料金プランあり
原状回復工事は年間1,000件以上の請負実績あり
リビング、キッチン、浴室などのリフォームも可
おもに空き室の清掃と内装工事を担当
たとえどのような状態であっても相談に乗る
詳細リンク
公式リンク公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら

オフィス原状回復業者ランキング5選!

第1位 オフィスJP
オフィスJPの画像
ビルオーナー向けサービスが充実した会社

オフィスの移転・環境づくりの専門企業。オフィスの引越しから、原状回復・内装工事・レイアウトデザイン・ネットワーク工事まで、オフィス空間に関する業務すべてをとりあつかっています。

移転作業がメイン事業のひとつ。スピーディかつローコストな提案が評判の業者です。

施工は分野ごとに最適な施工者に直接発注する分離発注方式を採用。自社専属のスタッフが現場を管理することで、高品質・低コストの事務所移転・内装工事を実現しています。

オフィスの引越はむずかしいものですが、述べ10年以上に及ぶ歴史の中で1,100件以上の対応実績を誇っているため(2016年12月現在)、ノウハウと技術が蓄積されており、安心して依頼できます。運送会社を関連会社に持っているため、細やかなサービスがリーズナブルに実現可能です。

近年のコロナの影響で多くなったリモート化に伴うオフィスの廃止や移転後の原状回復工事にも迅速に対応しており、迅速な原状回復工事を行うことができれば退出後すぐにテナントを見つけていくことができます。

おすすめポイント

Point . 自社スタッフによる高品質・低コストの現状回復工事・移転サポート

施工事例

オフィスJPの基本情報

特徴 オフィスの現状回復・移転・環境づくりの専門企業
サイトの特徴 ブログで原状回復工事に関する情報を発信している
基本情報 【住所】〒110‐0014 東京都台東区北上野2丁目13‐1
【営業時間】9:00~18:00 (土日祝休み)
【電話番号】03-6240-6036
アクセス 東京メトロ日比谷線 入谷駅より徒歩10分
MAP

オフィスJPの詳細情報

【コストをかけずに付加価値を創造できる業者】

オフィスJPは近年、テナントビル・オフィスビルのオーナーに向けたサービスを充実させてきています。元来、手堅く、スピーディーな工事と共に、そのデザイン性の高さが評価されていました。日経BP社が発行する「日経不動産マーケット情報」の調査では・・・

【入居後1ヶ月間のトラブルにはアフターフォロー対応!】

オフィスJPは施工の分野ごとに最適な施工者に直接発注することができる分離発注方式を採用しているので、施工のクオリティが高いことでも評価を得ています。オフィスJPに発注すれば専属のスタッフが現場をトータルで管理してくれます・・・

【オフィスの移転・環境づくりが驚異的!】

オフィスJPはテナントスペースの内装工事に関しても、テナントのニーズにあった施工ができるため、多くの依頼を受けています。また、オフィスの移転に関してはワンストップでさまざまなサービスを提供しています・・・

東京オフィス原状回復センターの画像1
サービスの幅が広い業者

オフィスの原状回復工事、現状復旧工事をメインに実施する会社。通常、オフィスなどの退去時、契約時の規定に基づいて定められた回復工事を実施する必要があり、その工事規定は契約ごとに違うため、個々の契約内容に沿って工事内容を決めて実施します。

東京オフィス原状回復センターでは管理会社とのやり取りをも代行してくれます。そのため、東京オフィス原状回復センターへ乗り替え利用するとなった場合でも、オーナーの負担は少なく済みます。

また、工事以外にもウェブサイト製作サービス、リスティング広告代行サービス、更新システム導入サービスも実施。さまざまな法人企業向けのサービスを手広く展開しています。

おすすめポイント

Point . 工事以外にもウェブや広告、システムもサポート可

東京オフィス原状回復センターの基本情報

特徴 管理会社とのやり取りも代行可能
サイトの特徴 現状回復工事以外のサービスも積極的に受け付けている
基本情報 【住所】〒153-0061 東京都目黒区中目黒3-6-30 豊国スカイビル7階
アクセス 東京メトロ日比谷線 中目黒駅より徒歩9分
MAP

東京オフィス原状回復センターの詳細情報

【オフィスの原状回復に関する困りごとを解決】

東京オフィス原状回復センターはその名のとおり、オフィスの原状回復工事・原状復旧工事をメインに実施する会社です。現状回復は契約時の規定に基づき、定められた回復工事を実施する必要がありますが、その工事規定は契約ごとに異なるため、個々の契約内容に沿って工事内容を決め、実行しなければなりません・・・

【内装工事・クリーニング・物件紹介も請け負ってくれる】

時代の変化で経営戦略が変わる。経営環境が変化する。それによって組織も変わります。組織変更があればオフィスのレイアウトも変更されることが多いです。各部署のリーダーはじめ、変更を担当する方々には負担がかかりますよね・・・

【ネット関連・システム関連のサポートも可能】

東京オフィス原状回復センターでは上記のほかにも、さまざまなサービスを提供しています。さまざまな企業向けサービスを展開している東京オフィス原状回復センター。原状回復工事を依頼するついでにいろいろとサポートしてもらえるのはうれしいですね・・・

東京オフィス原状回復センターの口コミ・評判

O.T
リピートします
工事日程が少ない状況でどうなることかと思ったが、オーナーからの追加工事依頼なども含めてしっかりと対応してくれた。 次の移転先でもお願いしたい。

引用元: https://www.genjoukaihuku.jp/

S.N
安心感がありました
ヒアリングに現地まで来てくださり、実際に工事する箇所の調整までしてくれ、とても助かりました。

引用元: https://www.genjoukaihuku.jp/

オフィス原状回復.comの画像1
原状回復工事一筋20年以上の実績を誇る

原状回復工事の専門職人が直接施工し、お手頃な価格にて施工を請け負ってくれるため、安くてていねいな施工が評判の業者です。専門的な知識と、豊富な経験を持ち合わせたスタッフが、オーナーの希望に添えるように提案してくれます。

「実績」「明瞭な見積もり」「すみやかな対応」の3つを大切に心がけている業者です。【オフィス 原状回復パック】は1坪当たり2万900円(税込)、という低価格。

「安かろう悪かろう」ではなく、リーズナブルでもクオリティーの高い工事を提供してくれます。インテリアリフォームのプロとして、企業努力で産み出したコストパフォーマンスが自慢です。

おすすめポイント

Point . コスパの優れたパック料金プランあり

施工事例

オフィス原状回復.comの基本情報


特徴 専門の職人が手頃な価格で施工を請け負う
サイトの特徴 デザインパーテーションが見られる
基本情報 【住所】〒101-0046 東京都千代田区神田多町2-1-7 神田Y5ビル8階
【営業時間】9:00~19:00(年末年始休み)
【電話番号】0120-300-994
アクセス JR神田駅より徒歩4分
MAP

オフィス原状回復.comの詳細情報

【2万900円(税込)/坪のオフィス 原状回復パックが人気】

オフィス原状回復.comはインテリアリフォームのプロでもあります。かなりリーズナブルな価格を実現しているため、「テキトーな工事をされるんじゃないか?」と心配になった方もおられるかもしれません・・・

【原状回復のオプション工事も魅力的】

オフィス原状回復.comでは原状回復のオプション工事にも定評があります。どんなオプション工事が可能なのか?実例をふたつ見てみましょう・・・

【原状回復工事業者の選択基準を説明している】

オフィス原状回復.comは自社サイトで原状回復に関する問題やアドバイスをわかりやすく説明しています。「オフィスの原状回復の注意点」についてチェックしてみましょう・・・

インテリアエージェントの画像1
「有言実行」ならぬ「有言速攻」の施工

年間1,000件以上の原状回復工事請負実績を誇ります。メインの原状回復は部屋、事務所などを入居時の状態に戻すための内装工事。クロスやタイルカーペットの貼り替え、天井などの塗装、全体の清掃など、すべてインテリアエージェントで請け負うことができます。

リビング、キッチン、浴室などのリフォームも可能。理想の部屋にするために、クロスの貼り替え、間取りの変更、設備の取り替えまで担当してくれます。

あらゆる清掃にプロが対応してくれ、トイレのしつこい汚れ、エアコン内部、風呂場のカビ、キッチン周りの油汚れなども隅々まで美しくみがきあげます。

おすすめポイント

Point . リビング、キッチン、浴室などのリフォームも可

施工事例

インテリアエージェントの基本情報

特徴 原状回復工事は年間1,000件以上の請負実績あり
サイトの特徴 会社のスタッフ紹介が充実
基本情報 【住所】〒108-0022 東京都港区海岸3-9-10 LOOP-M 7F-6
【営業時間】9:00~20:00(年中無休)
【電話番号】03-3452-8689
アクセス ゆりかもめ 芝浦ふ頭駅より徒歩5分
MAP

インテリアエージェントの詳細情報

【3つの強みがある】

インテリアエージェントではほかの原状回復工事業者との違いを3つの強みとして示しています。どんなところが他の業者と違うのでしょうか・・・

【エアコンの分解液体洗浄クリーニングも請け負う】

エアコンのフィルターやカバーをまめに掃除しているのに、稼働中のエアコンから悪臭が漂うことがあります。こうなってしまう原因はエアコン内部にカビや汚れが蓄積されているせいであり、それらを除去しない限り嫌な臭いは消えることはありません・・・

【事故物件の原状回復も可能】

高齢者だけの住宅やひとりで暮らす人が増えている時代、賃貸物件でひとりで亡くなる方が増えているため、当然需要もあるのでしょう。インテリアエージェントではこうした事故物件の特殊清掃・原状回復も請け負っています・・・

日本クリーンシステムの画像1
同業者からも依頼を受ける業者

おもに空き室の清掃と内装工事を担当。ほかにも幅広い業務を請け負っています。

たしかな技術を持っているため1984年の創業以降、多くの顧客から信頼を得ています

あらゆる現場でスピーディーに対応してくれ、たとえどのような状態であっても相談に乗ってくれるため頼りになります。

相場より安い価格で、最高の技術を提供。とくに、超音波によるブラインドクリーニングはプロの業者からも依頼を受けるほどの仕上がりとなっています。

おすすめポイント

Point . たとえどのような状態であっても相談に乗ってくれる

施工事例

日本クリーンシステムの基本情報

特徴 おもに空き室の清掃と内装工事を担当
サイトの特徴 超音波ブラインドクリーニングに関して詳細に説明
基本情報 【住所】〒162-0067 東京都新宿区富久町7番8号
サンクタス市ヶ谷富久町 ウエストテラス304
【営業時間】9:00 ~ 18:00(原則日曜・祭日休み)
【電話番号】03-3353-0596
アクセス 都営新宿線 曙橋駅より徒歩6分
MAP

日本クリーンシステムの詳細情報

【ハウスクリーニングにも、内装工事にも技あり】

日本クリーンシステムはハウスクリーニング技士の資格取得者を中心に、優れた清掃機材と外国製の洗剤などを使用し、徹底した清掃を実施してくれる業者として多くのお客さまに支持されています。原状回復には丹念な掃除が欠かせませんからね・・・

【配水管の高圧洗浄も可能】

ビル・オーナーにとって配水管のトラブルはこわいものです。配水管改修には多大な費用と大掛かりな工事が必要となります。とくにテナントビルは共用トイレとなり、使用頻度が高くなるため、尿石などが付着しやすいもの・・・

【ブラインドクリーニングの機械を持っている】

ブラインドはビル・オーナーが設置しているところと、入居しているオフィスやテナントが設置しているところと両方のケースがありますね。いずれにしても掃除がやっかいなことに変わりありません・・・

オフィスの原状回復・内装工事にオフィスJP をいちばんにおすすめしたい理由


東京のオフィス原状回復・内装工事業者ランキングTOP5、いかがでしたでしょうか?1位は「オフィスJP」でした。1位に選んだ理由は以下のとおりです。

■ 驚きのアフターフォロー

入居後1ヶ月間のトラブル(例:傷や水漏れ)は、品質保証の一環としてオフィスJPが対応してくれます。

■ 施工は分離発注方式を採用

施工は分野ごとに最適な施工者に直接発注する分離発注方式。自社専属のスタッフがしっかりと現場を管理します。そのため、高品質・低コストの内装工事を実現してくれます。

■ かゆい所に手が届く! 気の利いたサービスが受けられる

「コストをかけずに見栄え感を良くなった」「希望どおりのリフォームができた」「建物の維持管理も兼ねた提案をしてくれた」と、テナントビルオーナーたちの間で評判です

■ 建物に付加価値を付けられる

原状回復だけでなく、トイレ・共用部のリニューアル・エントランスデザインなども依頼できます。

■ 豊富な実績があるので信頼できる

10年間で1100件以上の施工実績がありますのでノウハウと技術があって安心です(2016年12月時点で)。

また、テナント側がオフィスや店舗の引っ越しをされるときにもオフィスJPに依頼すると大きなメリットがあります。

■ オフィス移転のすべてがワンストップで提供される

オフィスの引越しから、原状回復・内装工事・レイアウトデザイン・ネットワーク工事まで、オフィス空間に関する業務すべてを担当可能。運送会社まで関連会社に持っています。

ワンストップで提供されるオフィス移転作業はオフィスJPのメイン事業のひとつで、スピーディかつローコストな提案を実現しており、細やかなサービスも期待できます。

このように、オフィスJPはすばらしい原状回復・内装工事業者なのですが、2位以下の業者もどこも良い工事業者ばかりです。それぞれの会社の詳細記事やホームページをよく読みこんでいただいてあなたの理想に合った業者を選び、テナントビルの価値を高め、人気のテナントビルに成長させていただければと思います。

【オフィスJPおすすめポイントまとめ】
・アフターフォローがしっかりしている
・施工が分離発注方式で専門的。自社専属のスタッフが管理
・かゆい所に手が届く! 気の利いたサービスが受けられる
・建物に付加価値を付けられる
・豊富な実績があるので信頼できる

東京のオフィス原状回復・内装工事業者TOP5を一覧表にしてみました

さて、本サイトでは東京でおすすめのオフィス原状回復・内装工事業者を比較ランキングにて紹介しましたが、情報を簡潔にまとめて一覧にしてみたので、おさらいしてみましょう。

それぞれ定評のある工事業者で、付帯サービスにも力を入れている業者ばかりなので、特徴などをしっかり把握して存分に検討してみてください。

各オフィス原状回復・内装工事業者の詳細情報をもっと知りたい方は、本サイトのそれぞれの詳細ページや公式サイトもチェックしてみてくださいね。

イメージ1
2
3
4
5
会社名オフィスJP東京オフィス原状回復センターオフィス原状回復.comインテリアエージェント日本クリーンシステム
特徴オフィスの現状回復・移転・環境づくりの専門企業管理会社とのやり取りも代行可能専門の職人が手頃な価格で施工を請け負う原状回復工事は年間1,000件以上の請負実績ありおもに空き室の清掃と内装工事を担当
ポイント自社スタッフによる高品質・低コストの現状回復工事・移転サポート工事以外にもウェブや広告、システムもサポート可コスパの優れたパック料金プランありリビング、キッチン、浴室などのリフォームも可たとえどのような状態であっても相談に乗る
対象エリア東京・神奈川・千葉・埼玉基本は東京・埼玉・神奈川東京都23区・横浜市・川崎市・大阪市東京・神奈川・千葉・埼玉原状回復は、1都3県に対応
原状回復以外の
サービス
オフィスの移転・内装工事ほか移転先オフィス物件紹介、クリーニングほか住宅リフォーム工事も可能総合リフォームやハウスクリーニングほかハウスクリーニング、超音波ブラインドクリーニングほか
営業時間
電話番号
9:00~18:00
(土日祝休み)
03-6240-6036
不明9:00〜19:00
(年末年始休み)
0120-300-994
9:00~20:00
(年中無休)
03-3452-8689
9:00 ~ 18:00
(原則日曜・祭日休み)
03-3353-0596
アクセス東京メトロ日比谷線
入谷駅より徒歩2分
東京メトロ日比谷線
中目黒駅より徒歩9分
JR神田駅より徒歩4分ゆりかもめ
芝浦ふ頭駅より徒歩5分
都営新宿線
曙橋駅より徒歩6分
詳細リンク
公式リンク公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら

わたしのおすすめを厳選したので、どれも魅力的だと思うのですがいかがでしょうか。一覧にすると細かい違いなどが見やすくなり、より比較しやすいかと思います。

やはり注目すべきは各会社が持つ特徴といったところでしょう。また、おすすめのオフィス原状回復・内装工事業者として、施工技術が高いことは大前提ですが、原状回復・内装工事に関連して対応してくれるサービス内容にも違いが見えるので、あなたの希望や理想にあった工事業者を選んでいただければなと思います。

その他:東京のオフィス原状回復業者一覧紹介

株式会社エムアール

株式会社エムアールの画像

基本情報
住所 〒161-0032東京都新宿区中落1-4-5富士ニューハイツ301
公式サイトURL
https://mr-biso.jp/
株式会社ステップ・スリー

株式会社ステップ・スリーの画像

基本情報
住所 〒123-0844東京都足立区興野2-30-17
公式サイトURL
http://www.step-3.jp/recover/
暮らしリフォーム株式会社

暮らしリフォーム株式会社の画像

基本情報
住所 ” 〒165-0022東京都中野区江古田4-32-3″
公式サイトURL
https://www.kurashi-reform.co.jp/
晶工業株式会社

晶工業株式会社の画像

基本情報
住所 〒101-0054東京都千代田区神田錦町1丁目8番地伊藤ビル1F
公式サイトURL
http://www.akira-k.jp/
原状回復ドットコム

原状回復ドットコムの画像

基本情報
住所 〒204-0003東京都清瀬市中里2-1620-1
公式サイトURL
https://genjoukaihuku.com/
株式会社ジーク

株式会社ジークの画像

基本情報
住所 〒164-0011東京都中野区中央1-1-12REGALLYK1F
公式サイトURL
https://www.sieg-net.com/
原状回復KYOUKARA

原状回復KYOUKARAの画像

基本情報
住所 〒208-0013東京都武蔵村山市大南2-5-7
公式サイトURL
http://www.homes2.jp/
株式会社 リホプロ

株式会社 リホプロの画像

基本情報
住所 〒178-0064東京都練馬区南大泉5-38-22102
公式サイトURL
https://www.refopro.jp/
株式会社リアルス

株式会社リアルスの画像

基本情報
住所 〒123-0872東京都足立区江北1-32-16
公式サイトURL
https://www.real-s.jp/restitution/
株式会社エーライン

株式会社エーラインの画像

基本情報
住所 〒101-0031東京都千代田区東神田3-3-8TKS東神田ビル1F
公式サイトURL
https://a-line-reform.com/

オフィス移転時などに必要な原状回復とは?


テナントやオフィスの退去で大きく問題になるのがオフィスや店舗の原状回復です。本来、賃借している側が負うべき原状回復義務の範囲は、いわゆる通常損耗を超える部分のみとなります。

つまり、「賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、そのほか通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損を復旧すること」でしかありません。

そしてテナントビル・オフィスビルを退去するとき、入居時の契約には「退去時はスケルトン状態(元の状態・入居時の状態)に戻すこと」を条件にする物件が非常に多いです。「スケルトン」とは入居スペースに床、壁、天井、内装などが何もない建物の躯体だけの状態のこと。いわゆる「コンクリートの打ちっぱなし」状態です。

■ 過剰な要求をしないように注意!

使用していれば当然起こってくる経年変化や通常損耗についても原状回復工事費用としてテナント側に請求してしまえばトラブルに発展しかねませんし、「不正請求をした」と訴えられてはたいへんです。ただし、上に書かれているようにテナントの故意や過失、最初に契約書に記された事項への違反、そのほか通常の使用を超えて失った価値についてはしっかりと原状回復費を請求しましょう。

■ 同業他社にも相見積もりを頼もう

現在依頼している原状回復工事業者からの請求書を何度見たところで、最初に取り交わした賃貸契約内容に基づいた原状回復工事がなされるかどうか?提示されている施工工事費は妥当なのか?素人にはなかなか判断がつきません。そこで、同業他社にも相談し、相見積もりすることをおすすめします。

■ テナント賃借している会社やお店との交渉を請け負ってくれる業者もある

優秀なオフィスの原状回復工事・移転業者に頼めば、内容を精査してくれた上で、不要な工事については請求しない、また妥当な工事価格の見積もりを出してくれます。テナント賃借している会社やお店とにかけあって、トラブルに発展しないように取りまとめてくれることもあります。

納得のいく工事ができることがわかれば、賃借側の会社やお店オーナーも理解を示し、スムーズな退去となることでしょう。経験からはっきり言えることは「現在依頼している原状回復業者の工事見積りを鵜呑みにしてはいけない」ということ。同業他社への相見積もりはいまや必須と言えます。

・賃借している側が負うべき原状回復義務の範囲は、いわゆる通常損耗を超える部分のみ
・入居時の契約には「退去時はスケルトン状態に戻すこと」を原状回復の条件にする物件が多い
・テナントに過剰な要求はしないように注意しよう
・同業他社に相見積もりをとろう
・テナント賃借している会社やお店との交渉を請け負ってくれる業者もある

どこまで工事が必要?テナント負担となる原状回復の範囲

賃貸物件やテナントなどから引き上げる際、入居前と同じ状態に戻す原状回復を行わなければなりません。しかし、この原状回復は借りた物件や状況に応じて、対応の範囲が異なります。原状回復の違いを、ケースごとにみていきましょう。

一般的な賃貸などの原状回復の場合

アパートやマンションなどの賃貸物件から退去するにあたって、入居者は原状回復を行うことが法律で義務付けられていますが、入居者が負担する費用の範囲をどこまで設定するかで、トラブルになるケースも珍しくありません。

一般的には、入居者が意図的に、または不注意によって部屋に傷や汚れを発生させた場合は、入居者が費用を負担する必要があります。

一方で、家具を置いた結果発生した設置跡や、冷蔵庫やテレビの背面に発生した電気焼けなど、通常の生活を送るうえで発生した傷や汚れについては、借主の原状回復の範囲外になります。

テナントや店舗などの原状回復の場合

事業を目的として借りる場合は、退去の際ほぼすべてを入居者側の負担で原状回復を行わなければなりません。

また、一般的な賃貸であれば原状回復の対象外である、通常使用や経年劣化などによる損耗も入居者の責任で復旧しなければなりません。

これらの現場復帰の範囲は、契約によって詳細が異なる場合があるため、契約締結時には契約書の内容にしっかりと目を通しておきましょう。

内装工事と現状回復工事は違う?またどういった流れで現状回復工事は進むの?


現状回復工事を内装工事と混同される方もまれにおられますが、原状回復工事は前パートに既述した内容のもので、内装工事はスケルトンにした状態にした賃貸スペースを新しいオフィスや店舗にするために、床、壁、天井、内装などを施していく作業で、テナント側が負担して行われる工事です。

共用スペース(エントランス、ロビー、エレベーターホール、廊下など)と賃貸スペースにオーナーが取り付けたもの(エアコンなど)はテナントビルのオーナーが内装工事や修理・リニューアルを負担します。そこを確認していただいた上で「原状回復工事の流れ」を書いていきたいと思います。

■ STEP.1 問い合わせる

現状回復工事業者にメールやお問い合わせフォームで、もしくは電話で問い合わせます。オーナーは事前に建物の設計図、構造図および、埋設、隠蔽された設備配管図、配線図など、できるだけ用意しましょう。

■ STEP.2 テナントビル内覧・打ち合わせ

現場を見てもらい、工事内容を相談。予算も伝えます。

■ STEP.3 施工プランと見積もり提案

テナントビル内覧・打ち合わせた内容を基に施工プランが作られ、現状回復工事の提案内容・見積もりが提示されます(このとき、共用部分などのリフォーム提案をしてくることもあります)。

■ STEP.4 発注

納得できたら契約を締結。業者は着工する前週までに関係諸官庁への書類提出や、近隣オフィス、店舗、住宅へのあいさつ回りをします。

■ STEP.5 着工

業者は実際に作業を行う職人達と微細な部分に至るまで打ち合わせた後、着工。施工期間中も工事内容の確認・報告が工程ごとに、また必要なときに行われ、施工内容の確認も定期的に実施されます。

■ STEP.6 施工完了→ハウスクリーニング

施工完了後は徹底したハウスクリーニングを実施。同時にオーナーは施工内容の最終確認を綿密に行い、問題なければ入居者に内見してもらいます。

■ STEP.7 内見→引き渡し

入居者も納得すれば物件を引き渡すことになります。

見積もり段階で不満があれば、オーナーは別の業者に依頼しなおすことができます。途中でも不安な点があれば随時質問や作業のやり直しを伝えましょう。

・賃借している側が負うべき原状回復義務の範囲は、いわゆる通常損耗を超える部分のみで、入居時の契約には「退去時はスケルトン状態に戻すこと」を原状回復の条件にする物件が多い
・内装工事はスケルトンにした状態にした賃貸スペースを新しいオフィスや店舗にするために、床、壁、天井、内装などを施していく作業で、テナント側が負担して行われる工事
・共用スペース(エントランス、ロビー、エレベーターホール、廊下など)と賃貸スペースにオーナーさんが取り付けたもの(エアコンなど)はテナントビルのオーナーさんが内装工事や修理・リニューアルを負担

オフィス原状回復工事の相場は? 見積もりを取ってみよう!


オフィス原状回復工事にかかる金額について、まさにケース・バイ・ケースであり、一概にいくらとは言い切れません。オフィスの位置する都道府県やその中でのエリア、築年数、広さなどによって変動するからです。

小・中規模のオフィスで相場としては坪単価で2万円~5万円大規模オフィスでは5万円~10万円と言われており、値段は高騰傾向にあります。現在、建築や内装業界では人手不足が慢性化しており、職人不足が深刻だからです。

そのため、今後も値上がりしていくことは必然でしょう。

■ 見積もりってどんなもの?

最初に仮見積もりが提示され、仮契約後に本見積もりが提示されます。見積もりにはあとで請求される経費の内訳や工事内容とその価格が明記されていなければなりません。

■ まず工事内容を見てみよう

工事内容を見て「○○一式」というような不明瞭な表現があれば内容を明記するように求めましょう。個別に、具体的に書かれていなければ不当請求されているおそれがあります。

■ 個数や面積の表示にも気を付けよう

通常は「○個」「○㎡」などと個数や面積も表示されます。「単価いくらで○個でいくらか」?しっかり把握しておきましょう。

そして、最初にテナントと取り交わした契約書をよく見直し、そのとおりの原状回復工事が行われるかを確認しておくのを忘れないようにしてください。

・小・中規模のオフィスで相場としては坪単価で2万円~5万円。大規模オフィスでは5万円~10万円と言われており、値段は高騰傾向にあり
・実際にかかる費用は、見積もりを取ってみないと正確にはわからない

その場合、市場原理が働かないため、工事費が業者の言い値となり、高額な費用がかかる可能性が高いです。

原状回復工事の費用が高くなる理由

現場回復を行うにあたって工事の費用が必要になりますが、状況によって求められる金額は大きく異なります。工事の費用がどのような条件によって変化するのか、順番にポイントをみていきましょう。

水回りや内装の変更

飲食店がテナントなどに入居する場合、作業を行う水回りやお店の雰囲気作りのために、内装に手を加えているケースが多々あります。

退去の際に入居前の状態に戻さなければいけませんが、とくに水回りは大規模な改修工事が必要なため、どうしても工事の費用が高額になりがちです。

資材の材料費の高騰

原状回復をするにあたって、コンクリートや鉄骨、木材各種資材は工事に用いられる必須の存在ですが、これらの資材の材料費は輸入に頼っているものも多々あります。

輸入品は円安や国内外の情勢によって大きく価格が高騰するため、タイミングが悪いと高額な費用が必要になるケースもあります。

経年劣化や通常消耗が進んでいる

すでに言及しているように、事業目的でテナントなどを借りた場合は経年劣化や通常消耗に対する原状回復も行わなければなりません。

これは個人で契約をして部屋を借りるケースと比較して、オフィスや店舗などは運営方法が大きく異なるため、損耗や劣化の予想がつきにくいからです。

実際に、原状回復時に想定外の傷や汚れを発見したというケースもあります。その場合、工事費用もかさむことになるので、注意しましょう。

指定業者の存在

入居前の状態にテナントや店舗を戻すにあたって、貸主側から指定された業者が入ることがあります。

その場合、市場原理が働かないため、工事費が業者の言い値となり、高額な費用がかかる可能性が高いです。ただし、業者によっては交渉次第で、工事の値段を下げることもできます。
ただし、業者によっては交渉次第で、工事の値段を下げることもできます。

これだけは押さえよう!オフィス原状回復・内装工事業者選びのポイント


東京都内にはオフィス原状回復・内装工事業者が多く存在します。一体その中からどんな業者を避けるべきなんでしょうか?

■ 訪問販売、飛び込み、テレアポで営業してくる業者は避けよう

消費者トラブルになったとき責任を逃れるため、住所を隠している会社がありますので注意が必要です。事務所を構えていない工事ブローカーなども住所がありませんので除外しましょう。

■ 自社施工しないところは避けよう

下請けに丸投げという業者もあります。中間マージンで工事費が高くなりますし、下請けは中抜きされて手間賃が安くなりますので、工期を短くするため早く終わらせようとして手抜きが生じやすいです。

■ 建設業の許可証・国家資格を取得していない業者は避けよう

ある程度の経済的基盤があり、国家資格技術者が働いている業者は通常、建築業許可を取得しています。そのため、国家資格技術者が在籍しない、建築業許可の無い業者は危険性が高いと思われます。

■ 保険加入していない業者は避けよう

工事保険・生産物賠償(PL)保険、政府労働災害保険・任意労働災害保険に加入していない場合、万が一の事故に対する保障ができないことになり、アフターフォローも期待できません。

■ 見積もりが大まかすぎる業者は避けよう

「○○一式いくら」のような大まかな見積もりを出してくる業者は不明瞭な見積もりをしている危険性が高いでしょう。

以上のような業者を選択しないよう、事前によく確認しましょう。また、反対に良い業者の特徴も挙げましょう。

■ アフターフォローの良い会社

1位のオフィスJPのように入居後1ヶ月間のトラブル(例:傷や水漏れ)は、品質保証の一環として対応してくれるなど、工事に責任を持ってくれる業者を選びましょう。

■ 搬出・搬入そのほか計画の立案力、デザイン力がある会社

オフィスの内装工事から引っ越しなど、幅広くワンストップ対応しており、良いスタッフを抱えている業者だと安心できます。

テナントビルオーナーも、またテナント側も後悔しないよう、業者選びのポイントは押さえておきましょう。

業者を選んだポイントは?

ここまで東京オフィスの原状回復業者おすすめの5社を紹介してきました。そこで、オフィスの原状回復業者を選ぶ際に気にするポイントについて、一般の方に独自にアンケート形式で調査をしてみました。

調査の結果、過半数以上を占めていた意見としては、「実績が豊富だったこと」「評判が良かったこと」が挙げられています。オフィスをきれいに修復したい、リニューアルしたいという気持ちの根底にあるものは、やはりどれだけ納得のいく、満足のいく工事にしてもらえるかということだと考えられます。

依頼する業者を探すときには、その会社が今までどれほど工事を行ってきているかによって、信頼感や安心感が異なってきます。初めての会社であればある程、経験を積んでいる業者はそれなりの実力があるのだと認識するのは間違いないでしょう。

だからこそ業者を選ぶポイントとして一番多かった意見が「実績が豊富だったこと」なのだと思います。そのことを踏まえた上で次に重視するのが「評判」のようですね。

ネットの時代だからこそ業者を検索するだけでも口コミや掲示板でリアルな意見を知ることができます。特に今までにその業者で工事を行った方からの口コミは、信じやすく参考にしやすいものだと思います。

口コミや掲示板はすべてが真実という訳ではないかもしれませんが、お客様からの「評判」は切っても切り離せない重要なポイントだと言えるでしょう。この業者に依頼して大丈夫なのか、安心できるのか、信頼できるのかが一番の決め手となると考えられます。

しかし、3番目に多い意見の「アフターフォローがしっかりしていた」という点も、「評判の良さ」に通じる部分であると考えられます。工事を行ったらそれで終わりという会社よりも、工事が終わった後のアフターフォローもしっかりしている会社であれば、またオフィスの修復工事などを依頼する際にはまたこの業者にしようと思えることや、自分が利用してみて良い印象であれば他の人へ勧めることもあります。

こうした丁寧な接客や確かな技術によって、工事金額よりもはるかに価値の生まれるお客様の一人ひとりの確かな満足度に繋がってくることでしょう。

オフィスの原状回復業者を選ぶ際に気にするポイントは人それぞれだと思いますが、これから東京でオフィスの原状回復や内装工事をやりたいなと思っている方は当サイトのおすすめ業者を是非参考にしてみて下さい。

オフィスの原状回復費用を安くするポイント

オフィスの原状回復費用は、オフィス規模や原状回復の規模、経年劣化の度合いなどによって異なります。

原状回復費用は以下のポイントを押さえることで、安く抑えられます。原状回復工事はオフィス移転時に欠かせない作業なので、計画的に行いましょう。

オーナーと交渉する

オーナーに、原状回復の必要性などを交渉してみるのもひとつの手です。オフィスが比較的きれいで、汚れが目立たない場合、契約書に明記された範囲内でクリーニングや簡単な修復を行うことで問題を解決できるかもしれません。

仮に、オーナーとの交渉がとん挫しても、原状回復工事が指定業者の場合はさらに交渉を続けましょう。指定業者は一般的に費用相場が高い傾向にあるため、業者を変更してくれるよう交渉を進めてみることで、原状回復費用を安くできます。

その際、契約書に明記されている内容を必ず確認しておくことも重要です。契約書には、指定工事業者の有無や工事の範囲などを書かれているケースが一般的です。

複数の業者から見積もりを取る

オフィスの原状回復工事では、オーナー指定の業者に依頼するケースがほとんどです。しかし、原状回復工事の費用は業者によって大きく異なります。そのため、自分で業者から見積もりを取ることで、相場感を把握でき、指定業者との値引き交渉などにも役立つでしょう。

また、見積もりを取る際には、工事内容なども詳しく確認しましょう。業者のなかには、本来であればやる必要のない工事を含めて見積もりを出すケースもあります。なかでも「○○工事一式」と記載されている場合は注意が必要です。

居ぬきで退去する

居抜き退去は、オフィスなどの賃貸物件において、内装や設備をそのまま次の入居者に譲渡する方法です。居ぬき退去することで、内装や設備などの撤去工事の必要がなくなるため、原状回復費用を削減できる可能性が高まります。

クリーニング費用はかかりますが、管理会社やオーナーと積極的に交渉しましょう。その際、次の入居者を見つけることも費用削減に有効です。

原状回復の見積もりを取るときのポイント

原状回復の見積を取るときのポイントは、以下の3つです。

賃貸借契約書と照らし合わせる

賃貸契約書には、退去時の原状回復に関する具体的な条件や要件が記載されています。どの部分や設備を元の状態に戻す必要があるか、どの程度の工事が必要か見積書と照らし合わせて確認することが重要です。

契約書で必要とされている工事内容があいまいな場合、工事業者に詳細を問い合わせましょう。具体的な工事項目や材料の仕様、工事の範囲などをチェックし、作業内容が明確になったうえで、工事内容が適切かを判断する必要があります。

面積と見積もり面積を確認する

見積もりに記載されている工事面積と、実際に工事を行うオフィス面積が一致しているか確認しましょう。一般的に、見積書の面積は図面上の寸法に基づいて計算されます。そのため、実際の寸法と計算方法が異なり、わずかにズレが出る可能性も少なくありません。

面積が一致しない場合などは、工事費用の減額を請求できます。賃貸契約書には実際の面積が記載されているため、あわせて確認してみましょう。

工事範囲内か確認する

原状回復は、借りている物件に対して入居前の状態に戻すことです。オフィスの場合、共用スペースや他のテナントのエリアなど、借主が負担する必要のない工事が含まれていないか確認しましょう。

契約書に基づいて原状回復が必要な範囲外の工事が見積もりに含まれている場合、削除するように工事業者と調整することをおすすめします。

原状回復を外注するメリット・デメリット

ここでは、原状回復を外注するメリット・デメリットについて紹介します。

外注する場合は、信頼できる工事業者を選び、見積もりや契約内容をしっかり確認しましょう。その際、退去だけでなく新たにオフィスの移転がある場合は、原状回復だけでなく新しいオフィスのデザインなどの工事も任せられる業者がおすすめです。一社にまとめることで、よりスムーズな移転スケジュールを計画できます。

メリット1.部屋の商品価値向上

原状回復工事は、物件を入居前の状態に回復させることを目的としています。

セキュリティや築年数など、物件を選ぶ基準はそれぞれですが、入居の決め手となるのは内覧の際に感じる室内の印象が大きな割合を占めます。たとえば、壁紙の変色やカビなどの問題が放置されているオフィスはどのような印象を与えるでしょうか。

原状回復工事によって部屋の商品価値が向上し、入居率を高めることで、オーナーの定期的な収入につながるでしょう。

メリット2.定期的なメンテナンスの役割

入居者が変わるたびに原状回復工事が行われるため、定期的なメンテナンスの役割も果たします。物件は時間とともに劣化や損耗が進むため、定期的な点検と修繕が重要です。原状回復工事は、劣化や損傷した箇所をこまめに修復することで、物件の資産価値を維持するのに役立ちます。

メリット3.入居者募集の効率化

物件をきれいな状態に保つことにより、次の入居者が早く決まる可能性が高まります。空室状態でも、物件の維持費はかかります。入居者が決まらないと、広告費や宣伝費なども必要になってくるでしょう。

物件を常にきれいな状態に整えておき、入居者が早く決まれば、入居者募集のための広告費や空室期間の維持費を削減できます。

デメリット1.費用がかかる

自社で対応すれば、必要なコストは人件費や材料費のみですが、外注する場合は、当然ながら工事費用がかかります。

また、業者によっては追加料金やキャンセル料なども発生する可能性があります。そのため、複数の業者から見積もりを取る際には、工事内容や費用の内訳を詳しく確認することが大切です。

しかし、業者によってはセット割引などを実施しているケースも多く、自社ですべて対応するより安く仕上がるだけでなく、時間や手間も削減できる可能性があります。

デメリット2.工期がかかる

原状回復工事中は、入居者を得られないので家賃収入は望めません。

また、希望する時期に着工できない場合や、工事中にトラブルや問題が発生した場合は、工期が延びる可能性もあります。余裕を持ったスケジュールを立てたり、進捗状況を定期的に確認したりすることも大切です。

原状回復の外注にかかる期間

原状回復工事には、オフィス規模によって異なりますが、通常2週間から1か月程度かかることが一般的です。

まずは、原状回復業者を選定する前に、移転スケジュールを計画する必要があります。引っ越してから着工することを考えると、引っ越しのピークとなる3月や4月は特に混雑するため、業者の予約が取りづらくなる可能性があります。

また、オフィスの賃貸契約は、個人で住居を賃貸している時と同様に、解約する前には貸主に賃貸契約の解約予告をしなくてはいけません。

オフィスでは原状回復工事の範囲が広く、かかるコストも高額になりやすいため、通常3か月~6か月前に解約予告をする必要があります。賃貸契約書に解約に関する条件や期間、手続き方法が明記されていることが多く、違約金を避けるためにも期間を厳密に守ることが重要です。

仮に、トラブルなどで引き渡し期限までに原状回復工事が終わらないと、違約金だけでなく日割り家賃が発生するケースもあります。オフィスの損傷が激しかったり、複雑な形状であったりするオフィスでは、さらに工事期間が伸びる可能性も少なくありません。

工事が予定通りに進まない場合でもリスクを最小限に抑えるため、余裕をもったスケジュールを立てましょう。

まとめ

おもにはテナントビル・オフィスビルのオーナーに向けて、また一部はテナントに向けて、オフィス退去時の原状回復工事、内装工事の情報を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

いままでおつきあいがあったからといって、テナントとトラブルになるような見積もりを出してくる原状回復工事業者にまかせていると、ビルの評判もどんどん下がってしまいます。SNSや口コミサイトなどで、悪い評判はすぐに広まっていく時代です。

良い原状回復業者なら、共用部分のリニューアルやリフォームをまかせることもでき、ビル自体の印象をグレードアップしてくれます。オフィスや店舗の退去をきっかけに、テナントの資産価値を上げられるようにしましょう。

さいごに、オーナーやテナントのますますのご発展を心よりお祈りいたします。最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

 

 

【FAQ】よくある質問


広さや工事内容によって異なりますが、1~3週間程度が目安となります。


契約書に原状回復を行うことが定められている場合は、工事を行う義務があります。


管理会社への確認が必要となります。


オフィスビルによっては業者が指定されていることもあります。不明な場合は管理会社に問い合わせましょう。


竣工図や現状の図面などがあるとスムーズです。


立ち会いは不要です。


不要な家具の引き取りや処分に対応している業者が多いようです。場合によっては処分費などがかかることもあります。

記事一覧

賃貸で借りているオフィスを解約して退去する場合、一般的には入居時の契約書の記載に従い、オフィスを借りた当時の状態に戻して返却する義務が発生します。入居する際に新たに設置した間仕切や設備などを ・・・[続きを読む]
原状回復の範囲に関して、どこまでやればいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。賃貸人と賃借人の間で認識にズレがあることで、トラブルの元となります。 このような背景から、2020年4月 ・・・[続きを読む]
【詳細】 会社名:株式会社スリーエー・コーポレーション 住所:東京都千代田区内神田2-5-3 児谷ビル2階 TEL:03-6853-5608 受付時間:9:00~18:00 定休日:祝土日、 ・・・[続きを読む]
【詳細】 会社名:株式会社フロンティアコンサルティング 住所[本社]:東京都中央区日本橋本町3-3-6 TEL:03-3516-6400 商号 株式会社フロンティアコンサルティング 資本金 ・・・[続きを読む]
会社名:有限会社 新栄商会 住所:〒340-0053 埼玉県 草加市 旭町5-13-5 TEL:048-944-0222 東京でオフィスを移転するときに直面するのがオフィス原状回復の問題です ・・・[続きを読む]
【詳細】 会社名:株式会社 エーライン 住所:東京都千代田区東神田3-3-8 TKS東神田ビル1F TEL:03-5829-9937 受付時間:9:00~20:00 定休日:日・祝日 オフィ ・・・[続きを読む]
【詳細】 会社名:株式会社ハンデックス 住所:東京都千代田区神田岩本町1番地14 KDX秋葉原ビル 3階 TEL:0120-40-8191 受付時間:[平日]9:30~18:00 東京にはオ ・・・[続きを読む]
【詳細】 会社名:株式会社リホプロ 住所:東京都練馬区南大泉5-38-22 102 連絡先:03-6766-0250 東京都練馬区にある株式会社リホプロは、オフィス原状回復を得意とする新進気 ・・・[続きを読む]
オフィスビルを賃貸した場合に、トラブルになる可能性が高いのが退去時の原状回復義務についてです。 民間の賃貸住宅の退去修繕に関しては、国土交通省から原状回復におけるガイドラインが作成されてかな ・・・[続きを読む]
東京でオフィスを賃貸として利用していた場合、移転する際には原状回復が不可欠になります。賃貸を開始したときの状態に戻して家主に返還しなければいけない義務が借主にはあることから、できるだけ元の状 ・・・[続きを読む]
オフィスを移転する際には考えなければいけないことがたくさんあり、その一つが現在利用している場所の原状回復になります。アパートなどの賃貸でも行いますが、オフィスを借りた場合には行う内容が違って ・・・[続きを読む]
オフィスの原状回復については、どこまで自身で行う必要があるかは判りにくいことも多いようです。完全に元に戻すのが必要と言う考え方もできますが、仕切りなどは今後も使えますから、撤去せずに置いてお ・・・[続きを読む]
オフィスや店舗などを運用していく際、借りた時がスケルトン仕上げである場合には電気系統も配備することになります。またすでに電源があってもその変更や必要に応じて配電盤の設置を行う必要があるもので ・・・[続きを読む]
オフィスの原状回復の際には、契約内容に基づいてその責任範疇を決めていますが、その内容の基本には一般的な賃貸借契約が存在しています。 その中には様々な特約が記載されていることも多く、この内容を ・・・[続きを読む]
原状回復は、住宅やマンションの場合だったら通常損耗といって普通に日常生活において使っているうちに汚れた部分の原状回復については負担しなくても良いこととなっています。オフィスなど事業用の物件の ・・・[続きを読む]
東京でオフィス移転をするときは、退去する物件の原状回復を行う必要がありますが、照明などの設備を新しいものに交換したばかりの場合はどうなるのでしょう。 ここでは通常損耗についてのことや、オフィ ・・・[続きを読む]
造作物とは賃貸物件を借りた際に、賃借人が取り付けたものを指します。通常、賃貸借契約では退去する時には元の状態に戻す原状回復をしなければならず、造作物に関しても撤去するべきものです。 法律的に ・・・[続きを読む]
オフィスなどにあるブラインドはなるべくきれいな状態を維持したいものです。そのため日常的な掃除がカギになり、ホコリは溜まってしまうと掃除が大変です。乾いている状態だとホコリや汚れを落としやすい ・・・[続きを読む]
東京で賃貸オフィスを退去する際は、物件を元の状態に原状回復が必要になりますが、そのとき耐用年数が過ぎたものはどうなるのかということが気になる人もいるでしょう。 ここでは、経年劣化についての基 ・・・[続きを読む]
借りているオフィスを移転する際、問題になるのは借主に責任が発生する原状回復義務です。原状回復はオフィスの賃貸契約をする際には契約書に必ず明記されていますが、実際にどこまで責任を負うのか不明瞭 ・・・[続きを読む]
東京にあるオフィスなどの建物賃貸借契約では、通常賃貸借契約終了後に賃借人が原状回復して明け渡さなければならないことになっています。 しかし、原状回復費用の範囲や金額のことで賃借人と賃貸人との ・・・[続きを読む]
国土交通省の定める原状回復についてのガイドラインが、オフィスビルの退去修繕の場合においても1つの大きな指標となっていることは言うまでもありません。 しかしながら、これらの解釈については民間の ・・・[続きを読む]
東京に支社や本店を持つ企業で、賃貸のオフィスを利用しているところは少なくありません。賃貸なら都心に土地やビルを所有するより、比較的低予算で済みます。他に移転する際も比較的簡単というメリットも ・・・[続きを読む]
東京ではオフィス移転のために引越しをする会社も多くありますが、その際に原状回復の費用はどれぐらいかかるのか気になる人も多いでしょう。 ここでは、その対象となる「特別損耗」と「通常損耗」に関す ・・・[続きを読む]
東京でオフィスを構えるときは、賃貸を利用することも多くありますが、その際は原状回復に関することをよく知っておく必要があります。なぜなら退去時に、このことでトラブルになることが多いからです。 ・・・[続きを読む]
東京でオフィスを賃貸物件に出す場合、壁をクロスと塗装のどちらにするか迷われることもあるでしょう。原状回復の点から考えるとクロスの方が簡単に感じられるかもしれません。ですが、本当にそれが正解な ・・・[続きを読む]
東京で賃貸物件を借りる際には、契約時に細かな説明はありますが、その中には退去時の原状回復の内容も含まれています。後からトラブルにならないようにルールを理解すると共に、決まり事はきちんと守った ・・・[続きを読む]
東京でオフィスを賃貸で利用した場合、契約終了後には綺麗に清掃して持ち主に返す必要があります。借りた時の状態に戻すことを原状回復と言い、持ち込んだ家具やゴミも全て撤去しなくてはいけません。 し ・・・[続きを読む]
オフィスなどにおいて原状回復する際に必ずと言って良いほどしなければならないのが床下にある配線撤去です。今やどのオフィスも利便性から床下に配線することが多くなっています。 このため原状回復にお ・・・[続きを読む]
東京でオフィスを賃貸する場合や、現在すでに借りている場合、原状回復義務はどうなっているのか気になる人も多いでしょう。住宅の場合と同じなのかどうかということは、実際に利用した人でないとなかなか ・・・[続きを読む]
東京へオフィスを移転させるときに、中には居抜き物件を選ぶこともあります。これは前の会社などが利用していた造作や設備、什器等がついたままの物件で、貸主の承諾があれば貸主は内装や設備などを残して ・・・[続きを読む]
東京で借りていたオフィスから退去するときには原状回復をする必要がありますが、様々なトラブルが発生する可能性があります。原状回復にはガイドラインが制定されていますが、オフィスではこれとは異なる ・・・[続きを読む]
賃貸のオフィスを借りた場合には、退去時には元の状態にする原状回復を行わなければなりません。この原状回復の方法には、いくつかの種類があり単に原状回復といっても内容としてスケルトン工事や内装解体 ・・・[続きを読む]
オフィス原状回復でトラブルになりやすいと言われているのが原価償却や耐用年数の問題です。なぜなら、減価償却の知識を持っていないと退去費用を余計に払う可能性が出たり、貸主との間で負担額について揉 ・・・[続きを読む]
オフィスのカーペットが汚れた場合、早く処置するほど汚れが取れる可能性は高くなります。一部汚しただけで、汚れも目立たなくなれば、カーペットの張替えは必要ないと思うかもしれませんが、場合によって ・・・[続きを読む]
オフィスに限らず賃貸物件を借りた場合には、退去する時には契約に基づき修繕などを行う義務が発生します。実際には、いくつかの種類があり「原状回復」「現状回復」「現状復帰」などがあり、それぞれに求 ・・・[続きを読む]
オフィスや店舗など借りて仕事をしてきて、別の場所に移転や転居することになり退去する場合には、借主は元の借りた時と同じ状態に全て戻すよう「原状回復」を行うことになります。 その時に貸主とのトラ ・・・[続きを読む]
長く利用した賃貸オフィスから引っ越すとき気になる問題が退去時の精算で、お部屋を借りる前の元の通りに戻して契約解除とするために、原状回復という問題があります。 この原状回復に関する問題は全国各 ・・・[続きを読む]